ホームラボ調布・国領の竹内です。
賃貸物件契約前に必ず説明を受けるものに「重要事項説明」があります。 今回は重要事項説明書とは何か、トラブルを防止するためにもポイントをおさえておきましょう。
重要事項説明書とは、不動産取引は専門用語も多くわかりにくいため契約の前に「契約をする物件はこのような内容です」と宅地建物取引士から説明を受け、借主(入居者)に理解してもらうための書類です。
以下のような内容が説明されます。
・建物に関する事項 賃貸物件が誰の所有なのか貸主(大家)の住所などです。
・インフラ供給整備状況 主に水道、ガス、電気などインフラの整備状況、電気の容量は基本が何アンペアかガスの種類などです。
・建物の設備状況 備え付けの設備の事項です。 照明やエアコンの有無や駐車場はあるかなどが記載されます。 備え付けの場合は、修理をするには貸主へ相談して了承を得る必要があります。
・家賃他の金額と更新等 家賃や管理費・その他費用の支払時期や契約期間、契約更新の時期や手続きが自動か必要かまた、その費用が記載されます。
・契約の解除 家賃を何ヶ月滞納で契約の解除になってしまうか、転居の際は何ヶ月前に解約の申し出が必要かが記載されます。
・用途に関する項目 居住なのか、事務所としての使用はできるのか、ペットの飼育やピアノの使用についても記載されます。
・管理先 入居後の管理会社の具体的な連絡先となります。 連絡がつく時間帯を確認しておきましょう。
・特約事項 特約として注意することが記載されています。
重要事項説明を聞いた際の不明点は納得するまで不動産会社へ確認してから契約にすすみましょう!